高いけど激うま!高級赤ワインの銘柄ランキング
デフレによる価格競争も落ち着き、
どちらかというと安さの裏側にある様々な問題点がクローズアップされている昨今。
無駄の削減など企業努力もあるでしょうがそれも限界があって、
結局人件費や労働環境、
ひいては品質にしわ寄せがきているだけ。
安いものにはわけがある、
そんな当たり前のことが、
まじめに議論されているのがちょっと滑稽です。
逆に、
高いものにもわけがある、
というわけで、
特別な夜を演出する人気の最高級白ワインのネット通販ランキングに続き、
高いけど激うまな高級赤ワインをランキング形式でご紹介させていただきたいと思います。
もちろん今回も、
ネット通販でお取り寄せできる高級赤ワインをご紹介したいと思いますので、
お店に足を運ぶ必要もありませんのでご安心ください。
また今回も生地が長くなりましたのでインデックスを付けております。
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高級赤ワインといえどブドウによって好みが分かれる!?
高級赤ワインの銘柄を輩出する産地とは
高級赤ワインを買う前にヴィンテージを確認
高級赤ワインの銘柄ランキング
高級赤ワインといえどブドウによって好みが分かれる!?
最初に高級赤ワインをご紹介します!と鼻息荒くお伝えしましたが、高級赤ワインといっても赤ワイン用のブドウ品種によってそれぞれ特徴があるのです。
もちろんそこそこ値が張る高級赤ワインならどのブドウでも激うまなのは当然ですが、
好みもあるでしょうから以下主要なブドウをご紹介します。
ご参考になさってください。
■カベルネ・ソーヴィニヨン・・・渋み(タンニン)が強く、味が濃い(フルボディ)※主にボルドー地方
■ピノ・ノワール・・・渋み(タンニン)が弱くほのかな酸味で薄味。なめらかな口当たりを感じさせる。※主にブルゴーニュ地方
■メルロー・・・香りが強く渋み(タンニン)も強いがきめ細かいまろやかな印象※主にボルドー地方
■ネッビオーロ・・・豊かな香りとコク。酸味と渋み(タンニン)がしっかり主張する。※主にイタリア産
■マルベック・・・渋み(タンニン)が強めだが芳醇な香りが特徴。※アルゼンチン産で有名
ブドウの品種は5000種類はあるといわれているので、
主に高級赤ワインで使われるブドウの品種だけをご紹介いたしました。
高級赤ワインの銘柄を輩出する産地とは
先ほど高級赤ワインに使われるブドウ品種をご紹介しましたが、同じブドウを使っていても産地によって気候や土壌、
また伝統に守られた製法によって品質は変わってきます。
それが最終的に価格に反映されていくのですが、
それではそのような高品質な高級赤ワインを輩出している産地はどこなのか?
をご紹介します。
■国:地域・・・注釈 ・産地 で記載します。
■フランス:ボルドー地方・・・醸造所をシャトーと呼ぶので「シャトー●●」の名称が特徴。そのシャトーごとに独自の格付けで区別している。ブレンドワインが多い。
・マルゴー
・メドック
・グラーブ
■フランス:ブルゴーニュ地方・・・醸造所をドメーヌと呼ぶ。単一ブドウがメイン。
・ラ・ターシュ
・ヴォーヌ・ロマネ
・モレ・サン・ドゥニ
・ジュヴレイ・シャンベルタン
■イタリア:北部山麓地域 ・ピエモンテ
・ロンバルディア
・ヴェネト州
■アメリカ:カリフォルニア州 ・ナパ
・ソノマ
ワインの産地と銘柄もブドウ品種と同様、
挙げだすとキリが無いので、
高級赤ワインの産地としてこのくらい把握してれば間違いないでしょう。
高級赤ワインを買う前にヴィンテージを確認
ヴィンテージとはいわゆる醸造年。その醸造年によって当たり年、つまり良質のブドウを使われたかどうか、 また飲みごろかどうかがわかります。
ヴィンテージを確認できるサイトとして
http://www.ataridoshi.com/area/
が参考になります。
早見表で当たり年かどうか、飲みごろかどうかもわかりやすいサイトです。
高いけど激うま!高級赤ワインの銘柄ランキング
さて、ある程度予備知識もお話したところで、
お待たせしました。
高級赤ワインの銘柄をご紹介したいと思います。
■【●位】国 地域:銘柄(醸造年) で表記いたします。
■【4位】 イタリア バルバレスコ:ガヤ(2014)
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深いタンニンと酸味がしっかりとしていてバランスが良いワインです。
イタリアワインの帝王といわれるアンジェロ・ガヤ氏のワインは定評もあり、
イタリアワインの中で最高級といっても過言ではないのではないでしょうか。
イタリアピエモンテ州の中でもガヤのフラッグシップともいえる畑「バルバレスコ」で造られたワインは、
ガヤ氏が最も自信を持って世に放つワインなのです。
■【3位】 フランス ボルドー(メドック):シャトー・ラフィット・ロートシルト(2005年)
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メドックに4つある1級格付けのシャトー(醸造所)の中でも筆頭に位置づけられ、
「王のワイン」と称されるほど高品質な赤ワインです。
年間生産数24万本という希少さも手伝って高価格で取引されています。
その中でも2005年はボルドーの当たり年のため価格は高めです。
■【2位】 アメリカ カリフォルニア州(ナパバレー):オーパスワン(1995年)
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やしきたかじんさん追悼!高級ワイン特集でもご紹介したとおり、たかじん氏が大好きだったという知る人ぞ知る高級カリフォルニアワイン。
フルボディでありながら果実味を引き出した酸味のバランスがとてもよく飲みやすいです。
また今回ご紹介した1995年ものはとても良質な当たり年で飲みごろです。
■【1位】超希少! フランス ブルゴーニュ:ロマネコンティ(1945)
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最高級赤ワインの称号を得た赤ワインです。
すっきりとした味わいなのに、
果実味・タンニン・酸味・甘味。
赤ワインに必要な要素を完璧に調和させた、
深みのある味わいでソムリエたちの称賛を浴び続けています。
そして、
今回ご紹介しているロマネコンティは、
第二次世界大戦が終戦となった1945年産。
通常は年間7000本ほど作られるのですが、
この年は終戦直後ということもありたった600本しか作られなかった希少なロマネコンティ。
しかもそのあとフィロキセラ被害により5年間はロマネコンティは製造されませんでした。
20世紀最高の出来栄えともいわれる1945年物のロマネコンティは、
ただでさえ高価なワインの中でも超希少ですので、
売り切れる前にぜひお買い求めください!
以上となります。
今回は高級ワインをご紹介しましたが、
ただ高いものを選ぶだけでなく、
お伝えしたように、
ブドウの品種や産地、醸造年も考慮に入れることをお勧めします。
私がご紹介したワイン以外をご購入される際にも、
指標にしていただければ幸いです。
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※2020年1月8日加筆・修正