日本酒嫌いの方にこそ飲んでほしい!おすすめの美味しい大吟醸酒ランキング
立ち飲み屋で酔っぱらったおじさんに勧められた日本酒をむりやり飲まされ、
強烈な酒臭に思わずえずいてしまったり、
日本酒の苦手意識をなくそうと酒屋で買ったワンカップ酒を口に入れた途端吐き出してしまったり、
勢いで日本酒を勧められるままに飲み過ぎてしまった次の日強烈な二日酔いで二度と日本酒なんて飲むもんかと毒づいたり・・・
そんな経験ってないですか?
っていっても、
これ全て私の学生時代の体験なので、
同じ経験をした方がどれだけいるのかわかりませんけどw
でも、
日本酒が嫌いになる理由って何らかのきっかけがあったからではないでしょうか。
■悪酔い・二日酔いする ■口に粘りついてはなれない強い風味 ■強烈なアルコール臭
それ以外に、
■種類が複雑でわかりにくい という理由が挙げられます。
まずお酒を飲む若者が減っているということもありますが、
20代~30代の若年層が日本酒を飲まなくなってきているということ。
日本酒の消費量低下は業界の深刻な悩みであるらしく、
昭和48年(1973年)の1,766,000klをピークに、
平成23年(2011年)では603,000klということで、
何と65.9%減っているのです。
その上、
カクテル風にした缶のお酒がバラエティ豊かになっているため、
飲みやすくなってきていたり、
安い焼酎ブームがあったりで、
日本酒の影はどんどん薄くなるばかり。
というわけで、
日本酒業界では苦肉の策で、スパークリング日本酒や日本酒カクテルなんかも発売されそこそこの売れ行きを伸ばしているものの、
やっぱり本来の日本酒の美味しさを知ってほしい!というのが私の偽らざる気持ちなのです。
では日本酒はどれも同じなのでしょうか?
答えは否です。
■悪酔い・二日酔いする 悪酔い・二日酔いというのは飲みすぎるとどんなお酒でもそうなるので、
飲み過ぎないことと、
日本酒はアルコール度数が比較的高いので適度に水などの水分を補給することで防ぐことができます。
■口に粘りついてはなれない強い風味 日本酒に使用するお米を削れば削るほどフルーツのようなすっきりとした風味が増して、
独特の強い風味が無くなってきます。
お米を50%以上削ったものを「大吟醸酒」といいます。
■強烈なアルコール臭 日本酒の強烈なアルコール臭というのは多分熱燗のイメージが強いからではないでしょうか。
日本酒は冷酒で飲むとにおいは薄く、特に大吟醸酒レベルになってくると甘い香りさえしてきます。
■種類が複雑でわかりにくい 確かに歴史が長いだけに種類が多すぎるのはたまに傷ですが、
大吟醸酒だけで選ぶなら、
・大吟醸酒・・・醸造アルコールが添加されている ・純米大吟醸酒・・・お米とお水だけで作られている この二種類を押さえておけばいいと思います。
そのほかに、
・生酒・・・火入れ(殺菌)をしていないので作りたての強い風味だが保存しにくい ・生貯蔵酒・・・出荷前に一度だけ火入れ(殺菌)しているので風味を残しつつ保存しやすい ※一般的なお酒は絞った後と出荷前の2回、低温で火入れ(殺菌)する。
これだけ押さえておけば、
かなり「通」の部類に入りますよ。
このように、
日本酒の中でも、
一般的な合成清酒や醸造酒と違い、
大吟醸酒というのはその常識を覆すがごとき美味しさだということをわかっていただきたいと思います。
そこで、
今回は日本酒嫌いにこそ飲んでほしいお勧めの大吟醸酒をランキング形式で3銘柄ご紹介させていただきますので、
是非とも最後までお付き合いいただきますようよろしくお願いいたします。
山田錦を使用した青森の日本酒。
まろやかな飲み口の後に厚みのある旨みとキレ。
嫌な後味が全くしないのが流石の逸品です。
当サイトでも幾度となく登場している新潟のお酒「久保田」
久保田のお酒は「萬寿」「千寿」「百寿」という独特のランク付けがしてあって、
今回ご紹介する「萬寿」が一番高価で美味しいです。
柔らかに包み込むようなゆったりとした味わいと、
辛口のきりっとした厳しさだけではない複雑さが、
誰もが認める純米大吟醸酒として君臨している理由なのでしょう。
↓久保田「萬寿」口コミレビューはこちら↓ 新潟の銘酒「久保田 萬寿」の感想口コミレビュー
山形のお酒。
蔵元に先祖代々伝わる「玉返し」という方法を使った、
格調高いお酒で、20年程前にも大ブレイクしました。
大吟醸ブームの火つけ役とも言われていて、
すっきりとした口当たりの中にもフルーティーな甘みを感じるこの味は、
当時の淡麗辛口ファンを圧倒しました。
「十四代」の中にも「本丸」「龍の落とし子」などいくつかの種類がありますが、
この大吟醸「黒縄」は居酒屋さんでも中々見ることができない幻の銘酒として有名です。
私が日本酒好きになるきっかけとなった日本酒がこの月桂冠 鳳麟(ほうりん)です。
すっきりとして飲みやすい、
そしてさわやかで甘みさえ感じるフルーティな、
メロンのような風味。
今考えれば美味しい日本酒は先ほどご紹介したように他にも沢山ありますが、
日本酒に対する先入観を持っていた私が衝撃を受けたのを思い出します。
↓「鳳麟(ほうりん)の口コミレビューはこちら↓ 月桂冠の純米大吟醸「鳳麟(ほうりん)」実飲口コミレビュー
以上、
いかがでしたでしょうか。
このほかにもご紹介したい銘酒が数多くありますが、
3+おまけ1銘柄をご紹介いたしました。
日本酒は胃腸の弱い日本人が、
日本人の主食であるお米を使ったお酒で、
日本人の繊細な味覚で出来上がったお酒。
それが日本人に合わないはずが無いと思っています。
いろんな種類のお酒が出てきている昨今だからこそ、
この記事をご覧になった方に一度日本酒に見直していただければ幸いです。
以上、
川村でした。
強烈な酒臭に思わずえずいてしまったり、
日本酒の苦手意識をなくそうと酒屋で買ったワンカップ酒を口に入れた途端吐き出してしまったり、
勢いで日本酒を勧められるままに飲み過ぎてしまった次の日強烈な二日酔いで二度と日本酒なんて飲むもんかと毒づいたり・・・
そんな経験ってないですか?
っていっても、
これ全て私の学生時代の体験なので、
同じ経験をした方がどれだけいるのかわかりませんけどw
でも、
日本酒が嫌いになる理由って何らかのきっかけがあったからではないでしょうか。
日本酒が嫌いな理由と消費量低下
日本酒が嫌いな理由は大きく分けてこの三つに分かれます。■悪酔い・二日酔いする ■口に粘りついてはなれない強い風味 ■強烈なアルコール臭
それ以外に、
■種類が複雑でわかりにくい という理由が挙げられます。
まずお酒を飲む若者が減っているということもありますが、
20代~30代の若年層が日本酒を飲まなくなってきているということ。
日本酒の消費量低下は業界の深刻な悩みであるらしく、
昭和48年(1973年)の1,766,000klをピークに、
平成23年(2011年)では603,000klということで、
何と65.9%減っているのです。
その上、
カクテル風にした缶のお酒がバラエティ豊かになっているため、
飲みやすくなってきていたり、
安い焼酎ブームがあったりで、
日本酒の影はどんどん薄くなるばかり。
というわけで、
日本酒業界では苦肉の策で、スパークリング日本酒や日本酒カクテルなんかも発売されそこそこの売れ行きを伸ばしているものの、
やっぱり本来の日本酒の美味しさを知ってほしい!というのが私の偽らざる気持ちなのです。
日本酒嫌いの常識を覆す大吟醸酒
日本酒が嫌いな方は先ほどあげた3+1つの理由があるから。では日本酒はどれも同じなのでしょうか?
答えは否です。
■悪酔い・二日酔いする 悪酔い・二日酔いというのは飲みすぎるとどんなお酒でもそうなるので、
飲み過ぎないことと、
日本酒はアルコール度数が比較的高いので適度に水などの水分を補給することで防ぐことができます。
■口に粘りついてはなれない強い風味 日本酒に使用するお米を削れば削るほどフルーツのようなすっきりとした風味が増して、
独特の強い風味が無くなってきます。
お米を50%以上削ったものを「大吟醸酒」といいます。
■強烈なアルコール臭 日本酒の強烈なアルコール臭というのは多分熱燗のイメージが強いからではないでしょうか。
日本酒は冷酒で飲むとにおいは薄く、特に大吟醸酒レベルになってくると甘い香りさえしてきます。
■種類が複雑でわかりにくい 確かに歴史が長いだけに種類が多すぎるのはたまに傷ですが、
大吟醸酒だけで選ぶなら、
・大吟醸酒・・・醸造アルコールが添加されている ・純米大吟醸酒・・・お米とお水だけで作られている この二種類を押さえておけばいいと思います。
そのほかに、
・生酒・・・火入れ(殺菌)をしていないので作りたての強い風味だが保存しにくい ・生貯蔵酒・・・出荷前に一度だけ火入れ(殺菌)しているので風味を残しつつ保存しやすい ※一般的なお酒は絞った後と出荷前の2回、低温で火入れ(殺菌)する。
これだけ押さえておけば、
かなり「通」の部類に入りますよ。
このように、
日本酒の中でも、
一般的な合成清酒や醸造酒と違い、
大吟醸酒というのはその常識を覆すがごとき美味しさだということをわかっていただきたいと思います。
そこで、
今回は日本酒嫌いにこそ飲んでほしいお勧めの大吟醸酒をランキング形式で3銘柄ご紹介させていただきますので、
是非とも最後までお付き合いいただきますようよろしくお願いいたします。
3位:田酒(でんしゅ) 純米大吟醸
まろやかな飲み口の後に厚みのある旨みとキレ。
嫌な後味が全くしないのが流石の逸品です。
2位:久保田 萬寿
久保田のお酒は「萬寿」「千寿」「百寿」という独特のランク付けがしてあって、
今回ご紹介する「萬寿」が一番高価で美味しいです。
柔らかに包み込むようなゆったりとした味わいと、
辛口のきりっとした厳しさだけではない複雑さが、
誰もが認める純米大吟醸酒として君臨している理由なのでしょう。
↓久保田「萬寿」口コミレビューはこちら↓ 新潟の銘酒「久保田 萬寿」の感想口コミレビュー
1位:十四代 黒縄 大吟醸
蔵元に先祖代々伝わる「玉返し」という方法を使った、
格調高いお酒で、20年程前にも大ブレイクしました。
大吟醸ブームの火つけ役とも言われていて、
すっきりとした口当たりの中にもフルーティーな甘みを感じるこの味は、
当時の淡麗辛口ファンを圧倒しました。
「十四代」の中にも「本丸」「龍の落とし子」などいくつかの種類がありますが、
この大吟醸「黒縄」は居酒屋さんでも中々見ることができない幻の銘酒として有名です。
番外編:月桂冠 鳳麟(ほうりん) 純米大吟醸
すっきりとして飲みやすい、
そしてさわやかで甘みさえ感じるフルーティな、
メロンのような風味。
今考えれば美味しい日本酒は先ほどご紹介したように他にも沢山ありますが、
日本酒に対する先入観を持っていた私が衝撃を受けたのを思い出します。
↓「鳳麟(ほうりん)の口コミレビューはこちら↓ 月桂冠の純米大吟醸「鳳麟(ほうりん)」実飲口コミレビュー
以上、
いかがでしたでしょうか。
このほかにもご紹介したい銘酒が数多くありますが、
3+おまけ1銘柄をご紹介いたしました。
日本酒は胃腸の弱い日本人が、
日本人の主食であるお米を使ったお酒で、
日本人の繊細な味覚で出来上がったお酒。
それが日本人に合わないはずが無いと思っています。
いろんな種類のお酒が出てきている昨今だからこそ、
この記事をご覧になった方に一度日本酒に見直していただければ幸いです。
以上、
川村でした。