日本ワインで注目のワイナリーとその代表ワイン 2017
去る11月初旬、
フランスのワイン「ボジョレーヌーボー」や、
イタリアのワイン「ノベッロ」といった、
ヨーロッパの新酒ワインが話題となる中、
日本が誇る大手ワイナリー「登美の丘ワイナリー」では、
新酒まつりが開催されました。
(サントリーHP「新酒まつり2017」参照)
2015年6月から国税庁が日本のワインに対して基準を明確化し、
国産のブドウを原料(85%以上)に国内で製造されたワインだけを「日本ワイン」とすることで、
ブランド化を目指しているということで、
当サイトでも日本ワインと国産ワインは別物!?おすすめの日本ワインの通販セレクションでご紹介いたしました。
あれから2年たった今、
現状で問題になっているのが国産ブドウの不足。
国土の狭い日本で、
しかもワイン用のブドウ造りに適した気候風土を持つ条件付きの土地を確保することさえ難しいのに、
「国産のブドウを原料(85%以上)に国内で製造」ということで国産ブドウの需要が今まで以上に高まれば、
国産ブドウ不足というのは予想できた問題でしょう。
そのことから、
大手ワイナリーではブドウ栽培用の農地確保に躍起になっているとのことで、
この辺りもある程度時間が経てば解決する問題かと思われます。
ただ苗木からブドウの実がなるまで約3年。
まだまだ本格的に世界を肩を並べてワインをブランド化していくには時間がかかるかもしれませんが、
気長に見守っていく必要はありますよね。
当サイトでは日本ワインについて、
・世界が認めた日本ワイン
・期待が高まる北海道産ワインのおすすめベストセレクション
・山梨ワインのオススメ通販ランキング
・オススメ甲府ワイン
で何度も特集していて日本ワインを当時から応援してきました。
そんな日本ワインを製造しているワイナリーはサントリー傘下の「登美の丘ワイナリー」やキッコーマン傘下のマンズワインをはじめとした山梨県が有名ですが、
生産量も年々増加している日本ワインは活況を見せていて、 今では日本全国に270ものワイナリーが存在しています。
今回は、
日本ワインの未来を担う今注目の日本のワイナリーと、
そのワイナリーの代表日本ワインをご紹介いたします。
もちろん、
当サイトではネット通販お取り寄せ可能なワインのみをご紹介いたしますので、
皆さん最後まで安心して御覧になってくださいね!
独自のブドウ品種「清美」で造られるワインは酸味豊かな辛口ワインが特徴。
タイプ:辛口 赤
ブドウ品種:清見
ブドウ品種がそのまま銘柄となった、
十勝ワインの代表銘柄「清見(KIYOMI)」。
爽やかな酸味と軽やかな味わいが特徴の辛口ワインです。
戦後は大手ワインメーカーの下請けをしていましたが、
長年のワイン造りのノウハウを生かし1975年に独自ブランドのワインを製造。
白ブドウ「ナイアガラ」を使用したワインが有名です。
タイプ:白 甘口
ブドウ:山形県栽培ナイアガラ
ナイアガラ特有のフルーティな香りと味わいを生かした、
優しい甘みと軽やかな酸味で飲みやすいです。
ブドウ栽培に力を入れていて、
メルロ、シャルドネだけではなく日本特有のブドウ品種「甲州」を使用した日本ワイン「グレイス 甲州」は数々の賞を受賞しています。
当サイトでも中央葡萄酒(株)グレイスワインの日本ワイン白「グレイス グリド甲州」の感想 口コミ レビューをご紹介いたしました。
タイプ:白 辛口
ブドウ品種:甲州
ジャパン・ワインチャレンジや国産ワインコンクールでも最優秀賞を受賞しているワイン。
柑橘系の香りと酸味、
そして後に残らない辛口の味わいは日本らしい繊細な和食によく合います。
自社畑でのぶどう栽培から製造・販売まで行う大手ワイナリー。 当サイトでもモンデ酒造「プティ モンテリア ブラン」口コミ・レビューをご紹介させていただきました。
タイプ:赤 辛口
ブドウ品種:山梨県産マスカット・ベーリーA
マスカットベーリーAは純国産ブドウ品種「マスカット・ベーリーA」のおすすめワインでもご紹介させていただきましたが、イチゴのようなほんのりした甘みと果実味が特徴。
こだわりのワインからデイリーワインまで幅広く展開していて、
山梨県勝沼のワイナリーでは工場見学や無料試飲コーナーもあってツアー客も多く訪れます。
タイプ:白 辛口
ブドウ品種:甲州
日本のブドウ品種「甲州」を使用。
2015年の国産ワインコンクールでは銅賞を受賞しています。
広大な自家ぶどう畑を有しこだわりのワイン造りを行っています。
タイプ:赤 辛口
ブドウ品種:カベルネ・フラン33%/カベルネ・ソーヴィニヨン20%/プティ・ヴェルド7%
日本ワインにしてはしっかりとしたタンニンと凝縮した果実味を感じる、
自己主張が強いタイプですがフィニッシュはキレがよく飲みやすいので、
和食にもよく合います。
そこで作られる丹波ワインは繊細な京料理に合うワインです。
1984年にモンドセレクションのワイン部門にて「鳥居野」が金賞受賞したことで有名になりました。
タイプ:赤 辛口
ブドウ品種:ピノノワール
1984年にモンドセレクションのワイン部門にて金賞を受賞した銘柄。
栽培が難しいピノノワールを使用し、
フレッシュな酸味とわずかな甘み、
穏やかなタンニンはピノノワールならではの味わいです。
以上、
いかがでしたでしょうか。
日本ワインといえば、
山梨県が有名で多数の優良ワイナリーがそろっています。
後は北海道も最近は注目株で、
広大な敷地と冷涼な風土を生かしたブドウ造りが期待されています。
四国や中国地方、
九州などは私の勉強不足からか、残念ながらリストアップするほどのワイナリーはありませんでしたが、
これからも注目すべきワイナリーがあればどんどんご紹介していきますよ!
以上、
川村でした。
フランスのワイン「ボジョレーヌーボー」や、
イタリアのワイン「ノベッロ」といった、
ヨーロッパの新酒ワインが話題となる中、
日本が誇る大手ワイナリー「登美の丘ワイナリー」では、
新酒まつりが開催されました。
(サントリーHP「新酒まつり2017」参照)
2015年6月から国税庁が日本のワインに対して基準を明確化し、
国産のブドウを原料(85%以上)に国内で製造されたワインだけを「日本ワイン」とすることで、
ブランド化を目指しているということで、
当サイトでも日本ワインと国産ワインは別物!?おすすめの日本ワインの通販セレクションでご紹介いたしました。
あれから2年たった今、
現状で問題になっているのが国産ブドウの不足。
国土の狭い日本で、
しかもワイン用のブドウ造りに適した気候風土を持つ条件付きの土地を確保することさえ難しいのに、
「国産のブドウを原料(85%以上)に国内で製造」ということで国産ブドウの需要が今まで以上に高まれば、
国産ブドウ不足というのは予想できた問題でしょう。
そのことから、
大手ワイナリーではブドウ栽培用の農地確保に躍起になっているとのことで、
この辺りもある程度時間が経てば解決する問題かと思われます。
ただ苗木からブドウの実がなるまで約3年。
まだまだ本格的に世界を肩を並べてワインをブランド化していくには時間がかかるかもしれませんが、
気長に見守っていく必要はありますよね。
当サイトでは日本ワインについて、
・世界が認めた日本ワイン
・期待が高まる北海道産ワインのおすすめベストセレクション
・山梨ワインのオススメ通販ランキング
・オススメ甲府ワイン
で何度も特集していて日本ワインを当時から応援してきました。
そんな日本ワインを製造しているワイナリーはサントリー傘下の「登美の丘ワイナリー」やキッコーマン傘下のマンズワインをはじめとした山梨県が有名ですが、
生産量も年々増加している日本ワインは活況を見せていて、 今では日本全国に270ものワイナリーが存在しています。
今回は、
日本ワインの未来を担う今注目の日本のワイナリーと、
そのワイナリーの代表日本ワインをご紹介いたします。
もちろん、
当サイトではネット通販お取り寄せ可能なワインのみをご紹介いたしますので、
皆さん最後まで安心して御覧になってくださいね!
北海道:十勝ワイン
十勝ワインは1963年に日本で最初の自治体ワイナリー。独自のブドウ品種「清美」で造られるワインは酸味豊かな辛口ワインが特徴。
■清美(KIYOMI)
|
十勝ワインの代表銘柄「清見(KIYOMI)」。
爽やかな酸味と軽やかな味わいが特徴の辛口ワインです。
山形県:朝日町ワイン
朝日町ワインは1944年創業の歴史を持つワイナリー。戦後は大手ワインメーカーの下請けをしていましたが、
長年のワイン造りのノウハウを生かし1975年に独自ブランドのワインを製造。
白ブドウ「ナイアガラ」を使用したワインが有名です。
■山形ナイアガラ
|
優しい甘みと軽やかな酸味で飲みやすいです。
山梨県:中央葡萄酒(株)グレイスワイン
中央葡萄酒(株)グレイスワインは1923年創業のワイナリー。ブドウ栽培に力を入れていて、
メルロ、シャルドネだけではなく日本特有のブドウ品種「甲州」を使用した日本ワイン「グレイス 甲州」は数々の賞を受賞しています。
当サイトでも中央葡萄酒(株)グレイスワインの日本ワイン白「グレイス グリド甲州」の感想 口コミ レビューをご紹介いたしました。
■グレイス 甲州
|
柑橘系の香りと酸味、
そして後に残らない辛口の味わいは日本らしい繊細な和食によく合います。
山梨県:モンデ酒造(株)モンテリア
モンデ酒造(株)モンテリアは1952年創業。自社畑でのぶどう栽培から製造・販売まで行う大手ワイナリー。 当サイトでもモンデ酒造「プティ モンテリア ブラン」口コミ・レビューをご紹介させていただきました。
■モンテリアルージュ
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山梨県:マンズワイン(株)勝沼ワイナリー
キッコーマン傘下の大手ワイナリー。こだわりのワインからデイリーワインまで幅広く展開していて、
山梨県勝沼のワイナリーでは工場見学や無料試飲コーナーもあってツアー客も多く訪れます。
■マンズ甲州シュール・リー
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2015年の国産ワインコンクールでは銅賞を受賞しています。
山梨県:サントリー 登美の丘ワイナリー
登美の丘ワイナリーはサントリー傘下の大手ワイナリー。広大な自家ぶどう畑を有しこだわりのワイン造りを行っています。
■登美の丘 赤
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自己主張が強いタイプですがフィニッシュはキレがよく飲みやすいので、
和食にもよく合います。
京都府:丹波ワイン
京都丹波は冷涼で広大な自然が広がる地域。そこで作られる丹波ワインは繊細な京料理に合うワインです。
1984年にモンドセレクションのワイン部門にて「鳥居野」が金賞受賞したことで有名になりました。
■丹波鳥居野ピノ・ノワール[2013]
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栽培が難しいピノノワールを使用し、
フレッシュな酸味とわずかな甘み、
穏やかなタンニンはピノノワールならではの味わいです。
以上、
いかがでしたでしょうか。
日本ワインといえば、
山梨県が有名で多数の優良ワイナリーがそろっています。
後は北海道も最近は注目株で、
広大な敷地と冷涼な風土を生かしたブドウ造りが期待されています。
四国や中国地方、
九州などは私の勉強不足からか、残念ながらリストアップするほどのワイナリーはありませんでしたが、
これからも注目すべきワイナリーがあればどんどんご紹介していきますよ!
以上、
川村でした。