こんなビール初めて・・・飲んだことがない方におすすめしたい自然発酵ビール
暑くなるとビールを味わうというよりかは、
のど越し優先になるので、
秋も含めて暖かくて過ごしやすいこの時期だけは、
じっくりと味わえるビールを飲みたいということから、
前回から取りつかれたように濃厚なクラフトビールをご紹介しています。
まぁ私の勝手な独断で決めているので、
共感されない方がいるのも承知の上なのですが、
やっぱり飲みごたえのあるどっしりとした濃厚ビールがこの時期はおすすめ。
そういうわけで、
今回も懲りずに濃厚なクラフトビールをご紹介したいと思いますが、
タイトルの通り、
ビール好きにはもちろんですが、
そうでない方にもぜひ一度は飲んでほしい、
「自然発酵ビール」をご紹介したいと思います。
今回はそんな自然発酵ビールの魅力をご紹介するとともに、
ネット通販お取り寄せできる自然発酵ビールのおすすめをご紹介したいと思いますので、
みなさん最後まで楽しんでご覧になってくださいね!
世界には主に、大きく分けて2種類のビール酵母を使ったビールがあります。
①下面発酵酵母(発酵の終わりに酵母が沈む)を使ってやや高め(20℃~25℃位)で発酵させた下面発酵のビールと、
②上面発酵酵母(発酵の終わりに酵母が浮かぶ)を使って低温(6℃~15℃)で発酵させた上面発酵のビール。
そしてもう一つ、
人工の酵母を使わず空気中に存在する(野生の)酵母を利用して自然発酵させるビールを「自然発酵ビール」といいます。
もう一度おさらいしておきましょう。
※参考:ビール酒造組合「ビールの造り方」
この工程のうち、
通常は④の工程で人工的に培養された酵母を投入することでビールを作るのですが、
自然発酵ビールは自然界に存在する(野生の)酵母を使って20℃位のやや高めの温度で発酵させ、
そうすることによりビールの味わいに独特の酸味や野性的な香りを与えてくれます。
しかしながら、
自然界に存在する酵母をコントロールするのは手間と職人の技が必要。
というわけで、
必要以上に手間暇がかかるビールなので、
比較的価格は高めです。
その他自然発酵ビールで押さえておきたい種類がありますのでここで簡単にご紹介しておきます。
●ランビック・・・ベルギーの自然発酵のビールの総称
●グーズ・・・若いランビックと古いランビックを混ぜて瓶詰めしたランビックの種類
●ファロ・・・濃いランビックと薄いランビックを混ぜて砂糖・カラメルで着色した安価なビール。
●クリーク・・・熟成途中のランビックにチェリーを加えて熟成した後瓶詰めして二次発酵。強い酸味と苦みが特徴。
●フルーツ・・・上記のクリークと同じ製法で、様々なフルーツを加えて熟成。フルーツの色合いや味わいが楽しめる。
予備知識を頭に入れたところで、
お勧めの自然発酵のビールをご紹介いたします。
珍しいノルウェーのランビックビールです。
年代の異なるランビックを瓶詰めし、
数ヶ月もかけて二次発酵させたビールで、
酸味が強く自然発酵ビールの神髄ともいえます。
ランビックビールにチェリーを加え瓶内二次発酵させて、
苦みと甘みを与えたクリークビール。
今まで味わったことのない味わいですよ。
以上、
いかがでしたでしょうか。
こうしてみてみると、
自然発酵ビールはベルギー産がほぼ独占といったところでしょうか。
ビールの固定概念を覆す製法と味わいで、
ベルギービールを語る上で外せないジャンルが自然発酵ビールといえるでしょう。
以上、
川村でした。
のど越し優先になるので、
秋も含めて暖かくて過ごしやすいこの時期だけは、
じっくりと味わえるビールを飲みたいということから、
前回から取りつかれたように濃厚なクラフトビールをご紹介しています。
まぁ私の勝手な独断で決めているので、
共感されない方がいるのも承知の上なのですが、
やっぱり飲みごたえのあるどっしりとした濃厚ビールがこの時期はおすすめ。
そういうわけで、
今回も懲りずに濃厚なクラフトビールをご紹介したいと思いますが、
タイトルの通り、
ビール好きにはもちろんですが、
そうでない方にもぜひ一度は飲んでほしい、
「自然発酵ビール」をご紹介したいと思います。
今回はそんな自然発酵ビールの魅力をご紹介するとともに、
ネット通販お取り寄せできる自然発酵ビールのおすすめをご紹介したいと思いますので、
みなさん最後まで楽しんでご覧になってくださいね!
自然発酵ビールとは
前回の暑くない時期に飲みたい!ペールエールのおすすめクラフトビール ベストセレクションでご説明した通り、世界には主に、大きく分けて2種類のビール酵母を使ったビールがあります。
①下面発酵酵母(発酵の終わりに酵母が沈む)を使ってやや高め(20℃~25℃位)で発酵させた下面発酵のビールと、
②上面発酵酵母(発酵の終わりに酵母が浮かぶ)を使って低温(6℃~15℃)で発酵させた上面発酵のビール。
そしてもう一つ、
人工の酵母を使わず空気中に存在する(野生の)酵母を利用して自然発酵させるビールを「自然発酵ビール」といいます。
自然発酵ビールの造り方
まず一般的なビールの造り方は無濾過のクラフトビールおすすめお取り寄せでもご紹介いたしましたが、もう一度おさらいしておきましょう。
① 大麦の種子から発芽させたばかりの「麦芽」を作る。 ↓ ② 細かく砕いた麦芽に水や米・コーン・スターチ(でんぷん)などを混ぜることででんぷん質を糖分に変え、「糖化液」の状態にする。 ↓ ③ ②で作った「糖化液」を濾過しホップ(ビールの苦み・香りを作る植物の毬花)を加え煮沸し「熱麦汁」を作る。 ↓ ④ ③で作った「熱麦汁」を冷やし、酵母を加えて麦汁中の糖分をアルコール・炭酸ガスに分解させて「若ビール」を作る。 ↓ ⑤ ④で作った「若ビール」を貯蔵タンクで約10日間熟成させる。 ↓ ⑥ ⑤で熟成させたビールを濾過して缶または瓶詰。 |
この工程のうち、
通常は④の工程で人工的に培養された酵母を投入することでビールを作るのですが、
自然発酵ビールは自然界に存在する(野生の)酵母を使って20℃位のやや高めの温度で発酵させ、
そうすることによりビールの味わいに独特の酸味や野性的な香りを与えてくれます。
しかしながら、
自然界に存在する酵母をコントロールするのは手間と職人の技が必要。
というわけで、
必要以上に手間暇がかかるビールなので、
比較的価格は高めです。
自然発酵ビールの種類
自然発酵ビールといえばベルギービールのランビックが有名。その他自然発酵ビールで押さえておきたい種類がありますのでここで簡単にご紹介しておきます。
●ランビック・・・ベルギーの自然発酵のビールの総称
●グーズ・・・若いランビックと古いランビックを混ぜて瓶詰めしたランビックの種類
●ファロ・・・濃いランビックと薄いランビックを混ぜて砂糖・カラメルで着色した安価なビール。
●クリーク・・・熟成途中のランビックにチェリーを加えて熟成した後瓶詰めして二次発酵。強い酸味と苦みが特徴。
●フルーツ・・・上記のクリークと同じ製法で、様々なフルーツを加えて熟成。フルーツの色合いや味わいが楽しめる。
飲んだことがない方におすすめしたい自然発酵ビール
さて、予備知識を頭に入れたところで、
お勧めの自然発酵のビールをご紹介いたします。
■ランビック:ハーン・ビック
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■グース:カンティヨン グース
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数ヶ月もかけて二次発酵させたビールで、
酸味が強く自然発酵ビールの神髄ともいえます。
■クリーク:ブーン・クリーク
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苦みと甘みを与えたクリークビール。
今まで味わったことのない味わいですよ。
以上、
いかがでしたでしょうか。
こうしてみてみると、
自然発酵ビールはベルギー産がほぼ独占といったところでしょうか。
ビールの固定概念を覆す製法と味わいで、
ベルギービールを語る上で外せないジャンルが自然発酵ビールといえるでしょう。
以上、
川村でした。