絶対押さえておきたい!冷酒でおいしい日本酒おすすめ通販ランキング
升の中に小さめのグラスを置いて、
その中に日本酒をトクトクトク・・・と注いでいく。
小さなグラスはすぐに一杯になり膨らむようにあふれ出ても手を止めずそのまま注ぎ続け、
最後には大きな升にもなみなみと注がれてようやく注ぐ手を止める。
居酒屋さんで冷酒を注文すると大抵こんな感じで提供してもらえるのですが、
単なるパフォーマンスとはいえ私はこれが大好きで、
おいしそうに見えますよね。
ちなみにこのグラスから升にあふれた日本酒の飲み方って、
初めての方は戸惑われるかもしれませんが、
グラスの中の日本酒が無くなったら升にあふれた日本酒をグラスに注いで飲むというのが一番いいと思います。
升そのままでも豪快で通っぽいですが、
如何せん飲みにくいですからねw
さて、
そんなうんちくをお話しましたが、
それでは居酒屋さんではなくおうちで冷酒を楽しみたいなら、
何を買えば間違いないのか!?
居酒屋さんならお勧めを大将に聞けば、
的確に冷酒に適したお勧め銘柄を提供してくれるでしょうが、
家飲みの場合はそうもいきませんよね。
そこでネット通販で日本酒を選ぶ際、
最低限絶対に押さえておいてほしい! 冷酒でおいしい日本酒をご紹介したいと思います。
冷酒に合う日本酒とは?
では冷酒に合う日本酒とはそもそもどのような種類の日本酒なのでしょうか。一口に「日本酒」といっても製法によって呼び方が色々あって、
それが冷酒に合う日本酒選びを難しくしています。
まぁ、
日本酒は弥生時代から続く日本の伝統的なお酒ですから、
当然といえば当然ですけどね。
なので簡単に日本酒の種類を大きく二つに分けると、
■純米酒・・・醸造アルコールを使用せず、白米・米麹・水だけで作った日本酒。濃厚な味わいが特徴。
■本醸造酒・・・純米酒に少量(白米1トンに120L以下)の醸造用アルコールを加え、すっきりした味わいと日本酒の香りを引き立たせる。
その二つがさらに3つのジャンルに分かれます。
★普通酒・・・お米を3割以上削った白米・米麹・水・醸造アルコールを使用した日本酒
★吟醸酒・・・お米を4割以上削った白米・米麹・水・醸造アルコールを使用した日本酒。フルーティな香りが特徴
★大吟醸酒・・・お米を5割以上削った白米・米麹・水・醸造アルコールを使用した日本酒。さらに強いフルーティな香りが特徴で日本酒の最高級
そして最後に、
殺菌の為の加熱処理(火入れ)をどうするかで下の4種類に分かれます。
●普通酒・・・貯蔵の前後に2回加熱 ●生詰・・・貯蔵の前だけ1回加熱 ●生貯蔵酒・・・貯蔵の後だけ1回加熱 ●生酒・・・加熱処理一切なし
これで何が違うかというと、
加熱処理が少ない方がフレッシュで爽快な味わいがしますので、
冷酒にぴったり!なのですが、
長期保存に向かないのが難。
これだけ知ってれば、
日本酒通といえますけど、
沢山ありすぎてわかりにくかったですか?
とにかく、
冷酒でおいしい日本酒を選ぶなら、
「吟醸酒」「大吟醸酒」で、
さらに「生貯蔵酒」「生酒」ならなお良し!ということになります。
温度によって違う冷酒の呼び方と適温
では冷酒といえば何度位の温度が適温なのでしょうか。実は熱燗と同じで冷酒にも5℃単位で呼び方の違いがあり、
先ほど示したようなお酒の種類によっても適温が違います。
●5℃・・・・・・・・雪冷え きりっと爽快でのど越しもいいため甘味や濃厚さを和らげるため純米酒が適している。
●10℃・・・・・・・花冷え 口に含んだ時とのどごしひんやりで、生酒のようなフレッシュさを引き立たせる。
●15℃ ・・・・・・・涼冷え 口当たりも心地よく優しいひんやり感。味を敏感に感じやすい温度でもあるので吟醸酒のようなフルーティな香りと味わいがのどから鼻に抜けていく。
とはいっても、
温度計で温度を計るわけにもいかないと思いますし、
おいしいと感じる温度は人それぞれ。
色々試してみればいいかともいます。
冷酒にも色々呼び方と得意な温度があるということだけは覚えておいてもいいと思います。
さて、
今回も長くなりましたが、
冷酒でおいしい日本酒おすすめ通販ランキングをご紹介させていただきたいと思います。
四位:なまの上善如水 純米吟醸(新潟)
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もぎたて果実のような香りが特徴というだけあって、
香りも良くフレッシュなフルーティな味わいが引き立てられています。
冷蔵保存が必須なのでご注意ください。
詳しくは「なまの上善如水 純米吟醸 」の感想 口コミレビューをご参照ください。
三位:久保田 萬寿 純米大吟醸(新潟)
つまりお米の75%を削って35%のみを使用した贅沢な大吟醸酒。
久保田の中でも最高峰のお酒です。
フルーティーな香りや味わいもとても柔らかで、
みずみずしい味はキンキンに冷やした雪冷えより涼冷えで飲みたい。
とてもすっきりした柔らかい飲み口なのでコクのあるしっかりとした味わいが好きな方にはちょっと物足りないかも。
詳しくは新潟の銘酒「久保田 萬寿」の感想口コミレビューもご参照ください。
二位:八海山 大吟醸(新潟)
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大量生産されていないため手に入りにくいお酒の一つなのです。
買えればラッキー、という感じ。
そんなお酒だけあって淡麗辛口のすっきりとした口当たりとのどごしは八海醸造の最高レベルの技術を駆使したプレミアムな日本酒です。
一位:獺祭(だっさい)磨き二割三分 純米大吟醸(山口)
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一位はこちらの山口県産の獺祭(だっさい)磨き二割三分にさせてください。
日本国内のみならず欧米など約20カ国以上で愛される、
まさに日本酒を世界に知らしめた銘柄ではないでしょうか。
何と言っても酒造米の最高峰【山田錦】を23%まで磨いたということは77%は捨てているということですから妥協を許さない意気込みを感じます。
お味の方も蜂蜜のような柔らかい甘みが特徴。
後味はきりっとしたのどごし。
それでいていつまでも残る余韻が特徴です。
以上となります。
今回も長々とご説明いたしましたが、
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
日本酒の世界は奥深く、
今回ご紹介したジャンル以外にも「ひやおろし」とか「生もと」、
それににごり酒などまだまだ種類があります。
ただ今回は日本酒の魅力をみなさんに知っていただこうと簡単にご説明いたしましたが、
それでも説明が長くなってしまったことをお許しください。
まだまだ、
これからも日本酒の魅力を伝えていければと思います。
以上、
川村でした。
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※2020年1月18日加筆・修正